Photo Letter vol.22 「モノクロームと神戸の情景」

 

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Photo Letter vol.22 「モノクロームと神戸の情景」

depth of black-and-white and kobe photography by fuu

神戸の街はよく情緒溢れた外国みたいだね、とよく耳にする。確かにその通りで北野を中心にどこか欧米のような香りがする街並みになっている。

お気に入りのカメラをぶら下げてスナップするにはもってこいの場所なのかもしれない。

そんな中、ついにはモノクフイルムの自家現像を始めた。これがまた楽しくて、飛ぶ鳥を落とす勢いでシャッターを切ってしまう。

もちろん飛んでゆくお金を無視する勢いでもあるんだけどね......。

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神戸港を眺められるお洒落なカフェは連日たくさんの人で賑わっている。

コーヒーの香りが神戸の街並みや夜景をよりムーディーなものにしてくれる。

窓越しに見る少し歪んだ景色は意外と雰囲気があった。

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夕暮れの神戸港で肩を寄せ合う二人、なんて絵になるシーンだろう。

日が沈んでゆく切ない香りと港ならではの船の汽笛が混ざってなんとも言えないロマンチックな雰囲気に溢れていた。

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Youtubeである素敵な写真家を発見した。その人の撮るモノクロ写真がこれまたすごく良くて、最近参考にしている。

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三宮の夜は大阪ほど賑やかではないけれども、そこがまた良いのかも知れない。

今回初めてCinestill800というタングステンフイルムを使用した。

800という高感度にして人工光に特化した色温度。今までに見たことのない情景を写してくれるこのフィルムが気に入った。

夜が好きな自分にはもってこいなフイルム。アスファルトに反射する車のヘッドライトが非常に美しい。

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少し神戸から離れて、京都駅。

50mmのブライトフレーム越しに京都駅を堪能していると(笑)、ふと目に止まる景色があった。

遠方からやってくる恋人を待ってるのかな、そんな妄想を片隅に被写体との距離が好きな距離感だったので迷わずシャッターを切った。

電車を降りて適当に露出計で測光して遊んでた甲斐があったなぁ。

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水面の小波やそれに反射する光が非常にきめ細かく表現されて気に入った一枚。

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先日、撮影に淡路島に行った。そこで食べたたまねぎの天ぷらはため息が出るほど美味しくて、それを食べるだけに淡路島へ行ってもいいかもしれない。笑

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淡路に一緒に撮影にいった写真仲間さん。

窓の外に向けられた視線に切なさのようなものが感じられる(勝手に決めてごめんなさい。笑)お気に入りの一枚になった。

モノクロ写真というのは時より鳥肌が立つほど美しいものが出来上がる。

コントラストの高いものより関節光のようにシャドウからハイライトまで滑らかに表現された写真が好き。

今度減感現像してみようかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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