Photo Letter vol.14 - in 松江・舞子海岸
Photo Letter vol.14 - in 松江・舞子海岸
matue.maiko coast photograph by fuu
3月ももうすぐ終わりを迎えるけれども、ここ最近天気が良い日が多くて、とても心地良い日が続いている。
今回はそんな晴天のもとで山陽沿いの二つの海岸を愛機と共に歩いた。
瀬戸内海は比較的穏やかな波と天候に恵まれ、海はいつも落ち着いた表情をみせてくれる。
遠く眺める先にはたくさんの船が航行しており、そんな風景を見つめていると、ノスタルジックに時間は過ぎて行くような気がする。笑
波の音、鳥の鳴き声、遠く響く船の警笛。
こんな気持ちの良い海岸で趣味をしながらすごす週末は、それはもう最高の休み時間だろう。
海と言えば夏をイメージすると思うのだけれども、春は春でまた違った一面を海は見せてくれると思う。
上2枚のようなまだ寒さが抜けない冬の空気がうっすらと残っているような、そんな"青"も春の海の特長だったりして。
少しレタッチで色を加えた枯れ木には、それはまた晩冬の残り風のような雰囲気さえ漂う。
ここで初登場のmcFlektogon 2.8/20。オールドレンズで広角(と言っても換算で約30mmだが)を使えるのはやっぱり嬉しい。
準望遠、標準、と来るとやっぱり広角もオールドレンズを使いたくなる欲を、このレンズは満たしてくれる。
写真は明石海峡大橋の真下から。いつ見ても巨大なこの大橋は、見ていると勇気すら沸いてくる(かもしれない。笑
広角の作例には持ってこいな被写体。
35mmと同様、少し絞れば海の質感をがっちりと捕らえてくれる。
開放ではやっぱりやわらかい描写をしてくれるところもしっかりflektogonだった。笑
太陽の光を受け光り輝く海で、幸せそうに遊ぶ親子の姿に思わずカメラを向けた。
そっと切り取るスナップ写真には、カメラを意識していない被写体だからこそ表現してくれるものがあるんだろうなぁ。
これからもずっとずっと幸せにね、いてくれるといいな。
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