Photo Letter vol.20「冬の北兵庫と京都」

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Photo Letter vol.20「冬の北兵庫と京都」

kyoto and north hyogo in winter photograph by fuu

今年は久々の寒冬で神戸でも(いつぶりだろうか)雪が街を覆った。

冬の澄みきった空気の中、カメラ片手に兵庫の北の方へ出かけると、一面雪景色。

姫路から北へ、山陰へ向かう播但線に乗りのんびりと冬の旅。

今年はたくさん冬を感じられて幸せだなぁと、そんな気分に浸っていた。

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それでもやはり日中は気温が上がり、前日降り積もった雪もどんどん溶けていく。

竹田の町は通り雨が過ぎ去った後のように、晴れ間の元で輝いていた。

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開放では荒れ狂う(そこがいいのだけれども)ノクトンも少し絞ればこの通り。

フィルム写真でもこの通り質感がしっかり伝わってくる。

明暗のバランスもちょうど上手くいってるかな。ほんとに少しずつだが、露出についても理解できてきたようだ。

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ふと目に止まった瞬間さっと露出計をポケットから取り出し、さっとシャッターを切る。

そしてやっぱり露出不足になる。いっつも。笑

使っているセコニックの露出計、少しオーバーに感光するようだ。

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京都は本当にフォトジェニック。歴史的な建設物、雰囲気はもちろん、

たくさんの人が集まるが故に、シャッターチャンスもごろごろ転がっている。

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低い感度のフィルムを使い絞って撮影するとデジタルにも負けない高解像度(のよう?)な写真に仕上がる。

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35mmや40mmレンズの一番好きなところは広角感を損なわずに浅い被写界深度を得られるところだと思っている。50mmだと少しイメージが変わってくる。

35mmより5mmだけ狭い40mmだとよりテレ側にそれだけステ振りしたことになるが、

35mmをずっと使っていて培ってきた感覚にハマるとこれがまた面白い写真が撮れると思う。

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カフェは内装にこだわった場所が多く、実はお気に入りの撮影スポットの一つ。

それがましてや京都で、ライカを片手に入店なんてしちゃうと、お気に入りの写真が撮れないわけがないよね。

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最後は大好きな城崎の温泉街の夜景。

短い冬の日が暮れ、灯火が街を照らし始めるこの時間が一番雰囲気の良い時間。

温泉で心底温まったあと、乾いた冬の空気を吸い込み、カコンカコンと下駄を鳴らしながら夕暮れ後の温泉街を歩く。

それだけでなんだかもうため息が出てしまうほどの幸せですよほんと。笑

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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