Photo Letter vol.10 - in Jazz Club 「SONE」

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Photo Letter vol.10 in Jazz Club 「SONE」

Jazz Club "SONE" photograph by fuu 

記念すべき10回目の今回のPhotoLetter。

三宮のSONEと言うJazzClubにお邪魔した。

前からずっとJazzが生で聴けるお店に行ってみたかったのだが、なかなか一人で入る勇気は沸かず(笑)、友人を誘って入店させてもらった。

神戸は日本のJazzの発祥地らしく、ここSONEは1969年から続く老舗

お洒落な神戸の街に良く合った、素敵な空間だった。

Jazzというジャンルは前から好きでよく聴いていたのだけれども、

~のアーティストがとか、~のトリオが、とかそこまで詳しくは無かった。

Tommy Flanagan Trioのアルバムを持ってるぐらい。

これを期に無限に広がるJazzの世界に足を踏み入れてみようかな....。

こんなJazz超初心者の自分を温かく迎え入れてくれたこのお店に感謝しなければ。

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流石に6400まで感度をあげると暗所ではいくら高感度耐性に優れているX-T1でも多少ノイジーな絵にはなるけれども、

逆にそのノイズすらも最近は絵作りに取り入れられると思えるようになってきた。

 

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たくさん並べられていたお酒たち。ボトルに反射した美しくも滲んだその光に、

ロマンチックかつアダルトな雰囲気すら漂わせる。

撮影して写真を確認するときに、ここは大人の空間なんだなと少し焦った。笑

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壁に掲げられた数々のポスターや写真たち。

Jazzを聴きながら眺めていると、不思議と昔のアメリカにタイムスリップしたかの

ような気分になる。あぁ、当時の人たちはこんな感覚だったのかなぁ...と。

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場の雰囲気を壊さないように、恐る恐るシャッターを切った。

椅子の向こう側に二つ並び輝くグラス。二人でJazzを聴きながら味わうのだろう。

そこに存在するのは、長年の愛を分かち合う祝杯か、新たな恋を築く始まりか、

それとも空席に比喩された今は無き妻を思っての二杯か。

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ここはもちろんのことJazzを聴く人が集まるクラブ。

そんな中で音を立てて目立つようにシャッターを切るようなことはしてはいけない。

でも素敵な雰囲気を収めたい。そんな葛藤と戦いながらいかに上手く単焦点レンズで構図を組み立てるか。

普段の撮影ではあまりそんなことを考えなかったが故に、良い経験になった。

 

 

 

 

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